金の使用用途
金の用途は非常に多岐に渡りますが、何と言っても貴金属、宝飾品としての金の用途でしょう。
金を使用した宝飾品は、現在であればお洒落が目的の加飾、過去であればエジプトのツタンカーメン王の黄金のマスクのように、権威の象徴としての加飾が浮かびます。いずれの場合でも美しい輝きに魅せられての使用です。
余談ですが、特に最近ではインド・中国など金製品を好む民族の急速な台頭により、金の消費量が急速に伸び、相場の急上昇を招いています。
また、最近では見た目も使い勝手もセラミックの入れ歯が主流ですが、少し前までは保険が効かなくても質の良い入れ歯なら金歯!と相場が決まっていました。古臭い印象でしょうが、実は金には入れ歯として今でも他のどの素材よりも優れた点があるので す。
金属素材として柔らかいため噛み合わせが馴染み易く、。また金は他の物質と反応する心配が無いため長期間体内に入っていても害が発生することがありません。
世界中の建築や美術品、工芸品で頻繁に使用されているものとしては、金箔があります。金箔の薄さは約0.0001mmで、一般的な規格の金箔では 金94.43%、銀4.9%、銅0.66%という含有量になっています。
金には特徴として延性、展性という塑性の性質があります。これは力に対して非常に変形を受けやすいという性質で、金箔はこれを究極まで極めた用途であると言えるでしょう。
金のアクセサリーの中でも、比較的廉価のアクセサリーでは金メッキが使われます。メッキと言うのは金属の表面に別の金属の被膜を形成させたもので、品質維持や加飾が目的で行われます。

金メッキは数あるメッキの中でも特別です。金は酸や水に対して耐久性が高いため、内部の金属を長期に渡って保護することができます。またアクセサリーなどの場合、金メッキを施すことで金属アレルギーを低減することが可能です。
私たちの生活圏内で目にする金の使用を抜粋しましたが、資源として工業分野で使用する金などは略しました。