金とプラチナ
金はいつの時代も、変わらずに最も価値ある金属と称され、多くの地で通貨制度の基準となってきました
その金のを相対的に考える際に欠かせないのが、比較・類似品として扱われる存在・プラチナです。このプラチナについても、ここで少しご理解いただきたいと思います。

希少価値が高く美しいプラチナは、宝飾品として高い人気をもっていますが、近年は新しい投資対象として注目を集めている存在でもあります。
事実、プラチナは世界中で宝飾用として以外にも約62%が工業用として利用されています。この工業分野は、科学、コンピュータ、医療、バイオなど様々で、多岐にわたる機能を果たしています。
また、無公害燃料電池・自動車排気ガスを抑える浄化触媒など、地球環境を支える最先端技術の担い手として21世紀の産業に不可欠な資源として需要が高まっています。
さらにプラチナは、先に記した通り非常に希少価値の高い貴金属です。何故なら遠い昔、地球に飛来した隕石によってもたらされたとの説が有力で、採掘量が限られているためです。
希少価値の高さにおいては金をはるかに凌ぐプラチナの年間供給量は194トンで、金の年間供給量約4,000トンの約1/20です。
また、有史以来のプラチナの総生産量を考えると推定約4,720 トンで、トータルでも金の約1/34しか生産されてないことになります。
採掘地も、供給量の約92%が南アフリカ(75%)とロシア(17%)の2ヵ国で占められており、金よりもさらに特定の地域にのみ偏在しているのが事実です。
その含有量も、原鉱 石1ト
ンから約3gのみの採取であり、本当に希少価値の高い貴金属なのです。
その市場規模ですが、金よりも小さいため世界経済や社会情勢の変化によって大きく価格変動をすることがあります。
そのものに絶対的な価値のある実物資産としての存在感に加え、投資 としての魅力も兼ね備えた貴金属なのです。