金の刻印について
金には鑑定書はありません。
精練業者の刻印によってのみ、その金地金の品質証明がされます。
金地金に押されるこの刻印は、品 位、重量、金塊番号、業者の4つです。
本物であることの証明となるこの刻印が無い金地金は、市場では取引対象になれません。
この金地金に刻印されている金塊番号は証明として永遠に 記録されます。
世界で最も権威がある刻印は、ロンドン金市場の公認溶解、検定業者の金地金の刻印です。これがあれば世界中どこでもフリーパスで流通できますが、当然のことながらその数は極少なく、日本国内では田中貴金属、徳力本店、石 福金属、住友金属鉱山、三菱マテリアルの5社だけです。
そして、その刻印があるGood Delivery Barには、完璧な信用があります。
偽造刻印があることもありますが、独自の仕掛けによって、瞬時に見分けることが出来るそうです。
購入する場合は、出来るならロンドン金市場の公認溶解、検定業者の刻印の ある金地金を選ぶべきでしょう。
ここで、その詳細な刻印の意味に目を向けてみましょう。刻印時の中でも際立って目に入るのが「K24」や「18K」、または「750」や「585」などです。
実はこれらの刻印は、その製品に含まれている、金の純度を表わしています。
基準として、まず金の純度は、24分率で表されています。
この中で100%の純金を、「24金」「24カラット(Karat)」「24K」「K24」と表記します。また1000分率で表記される事もあり、の場合は「1000」や「999.9」となります。
備考ですが日本では、純度99.99%以上の金ならば、24金と表示して良いことになっています。
また、日本で、最も一般的な金製品は18金の製品です。「K18」という刻印が打ってありますが、これは18/24、18÷24=0.75 → 75%
つまり「純金の含有率が75%である」ということを示しています。
残りの25グラムは別の金属でできています。
金の純度と刻印を表にすると、以下のようになります。

24分率の刻印(※) 1000分率の刻印 純度(%)
24K 1000または999 99.9
22K 917または916 91.7
20K 833 83.3
18K 750 75
14K 585または583 58.3
10K 417または416 41.7
9K 375 37.5
8K 333 33.3
※日本での表記の場合、「K24」などのように、Kが数値の前に来ることが一般的です。